・タイラクルカ「レてん」3月14日(木)~26日(火)
・江波戸陽子「ガーディアンズ」4月11日(木)~23日(火)
・越中正人「剥製 パラダイム」5月16日(木)~28日(火)
・額賀苑子「かさなる地平」6月6日(木)~18日(火)
・山根晋「杳々たり」9月5日(木)~17日(火)
・宮﨑智晴「私の植物誌」10月3日(木)~15日(火)
・熊倉涼子「汀の椰子、対蹠のグラスフロート」10月31日(木)~11月12日(火)
・佐藤佳乃子「たゆたう時」11月21日(木)~12月3日(火)
・酒井忠宣キリムコレクション展 12月5日(木)~17日(火)
基本情報
※営業時間:11:00~17:00
※展覧会期間中は予約不要
※定休日:水曜日
※入館料:無料(展示作品は販売しています)
[営業時間・休業日]
・営業時間:11時~17時
・休業日:11月6日(水)
[プレスリリース]
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000127951.html
[汀の椰子、対蹠のグラスフロート」展について 熊倉涼子]
Quadrivium Ostiumで様々な地域や時代からやって来た品々を拝見したとき、彼らは時間や空間の境界を超えてふいに流れついた、漂着物のようだと感じました。その中でも私は、どこから来たのか、誰が作ったのか、正確な由来がよくわからないものたちに惹かれました。その多くは、ともすると捨てられて時の流れの中に埋もれてしまっていたのかもしれません。この展示は、そうしたギャラリーのコレクションから着想を得た作品を中心に構成します。
[熊倉涼子 Ryoko Kumakura]
1991 東京都生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
(バイオグラフィ)
歴史の中で人々が世界を理解しようとする過程で生まれたイメージを元に、絵画を制作。あるひとつの事柄に対して多面的な視点で図像を集め、それを元に作品を構成している。そのようにして同じものに関する性質の異なるイメージを等価に扱うと共に、写実的な描写や落書きのような線などの複数の描写法を混ぜたり、画中画やだまし絵の手法を用いて描くことで、視覚的にも揺さぶりをかけ、目に見えるものとは何かを問う作品を制作している。
(受賞、その他)
2021 第34回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2019 群馬青年ビエンナーレ 入選
2017 FACE2017 損保ジャパン日本興亜美術賞 入選
2014 多摩美術大学卒業制作展 福沢一郎賞
2013 平成25年度 日本文化藝術財団奨学生
2011 第47回神奈川県美術賞 準大賞受賞
美術館や店舗とは異なる、私邸のプライベート空間にコレクションを展示しています。
立地は山々が連なる鎌倉から六浦に抜ける旧鎌倉街道下ノ道(しもつみち)沿いにあり、静寂に包まれた隠れ家的ギャラリーです。
日曜画家を知っていますか?
日曜画家とは、商業目的ではなく趣味や個人的な情熱の表現として絵画制作をする画家のことをいいます。
ギャラリーでは、故人の日曜画家の作品を紹介する「個人的な居所としてのアート(Art as a space for a personal soul.)」シリーズ展を始めます。
シリーズの第1回目として、岩﨑恒男氏の作品展を開催し好評を博しました。
岩﨑恒男氏 (1939年~2012年) は、会社勤めをしながら、地元である埼玉県東松山の草原や河原、地方の古民家などの風景を対象とした油彩画を描きました。
細い筆で描かれた繊細な筆致や静謐な色調は観る者を今在るところから彼方へと誘います。
身近な家族にも描く姿をほとんど見せず、また薦められても生涯、個展を開はくことを固辞していたため当ギャラリーのみで観ることができます。
※身近な故人の作品展をご希望の方は「お問合せ」フォームよりお問合せください。
2024 年に立ち上げた Meets Art Kamakura+「海と山と、それから」は、鎌倉と江の島を拠点とするアートギャラリーと
ショップを回遊し、地元の方々や観光で訪れた方々が、アートと街が気軽に楽しめるアートプロジェクトです。このプロジェ
クトは、湘南の現代美術の発展を願いながら美しい自然がアートとリンクすることで、これまで以上に地域の新たな魅力発
見や、人々の余暇がより豊かなものになることを目的としています。
第一回目は 2024 年 11 月に約1か月間に渡って行われます。この期間中、プロジェクトの主催と運営を担う 4 つのギャラリー
では、個展やグループ展、関連イベントが開催されるほか、各ギャラリーが選んだ魅力的な 4 つのショップでもギャラリー
の取り扱い作品を同時にご覧いただけます。更にギャラリーを巡ってフライヤーにスタンプを集めると、出展アーティスト
の作品が掲載された ZINE のプレゼント企画もあるのでそちらもぜひご参加ください。アートに詳しい人も初心者の方も、
江の島や鎌倉の四季折々の自然や街並みを感じながら、お気軽にお楽しみください。