日曜画家を知っていますか?
日曜画家とは、商業目的ではなく、趣味や個人的な情熱の表現として絵画制作をする画家のことをいいます。
ギャラリーでは、故人の日曜画家の作品を紹介する「個人的な居所としてのアート(Art as a space for a personal soul.)」シリーズ企画展を始めます。
シリーズの第1回では、岩﨑恒男氏の作品を紹介します。
岩﨑恒男氏 (1939年~2012年) は、会社勤めをしながら、地元である埼玉県東松山の草原や河原、地方の古民家などの風景を対象とした油彩画を描きました。
細い筆で描かれた繊細な筆致や静謐な色調は観る者を今在るところから彼方へと誘います。
身近な家族にも描く姿をほとんど見せず、また薦められても生涯、個展を開はくことを固辞していたため、今回が初公開となります。
展覧会では ⅰ草原の風景 ⅱ古民家のある風景 ⅲ旅の風景 ⅳ静物画の4部構成で、約60点を展示します。展示作品はすべて販売いたします。
最後に、展覧会の趣旨にご賛同いただき作品を提供してくださったご遺族に、心より感謝申し上げます。
※詳しくは「NEWS」をご覧ください。
美術館や店舗とは異なる、私邸のプライベート空間にコレクションを展示しています。
立地は山々が連なる鎌倉から六浦に抜ける旧鎌倉街道下ノ道(しもつみち)沿いにあり、静寂に包まれた隠れ家的ギャラリーです。
五感で味わう絵画シリーズ。
名も知れず集まってきた絵画たち。
キャプション(説明や解説)はありません。
直に五感で感じてみてください。