キリムや絨毯は遊牧民のライフスタイルに必要不可欠なものであると同時に部族民の誇りでもあります。
酒井忠宣氏は、キリムや部族絨毯の力強さに惹かれ30年以上コレクションを続けてこられました。
今回の展覧会は、酒井氏のコレクションの中から100年以上前に織られたオールド・キリムを中心に展示販売いたします。
※詳しくは「NEWS」をご覧ください。
キリムには、パワーがあると信じています。
遊牧民の誇り高いアイデンティティやプライドが織り込まれていること、
大切な家族への愛情や大切なものを守るための祈りが織り込まれていること、
神への厚い信仰心を織り込んでいることを考えればパワーがあるのは当然かもしれません。
かのフロイトもキリムや絨毯の持つエネルギーを認めていたようで、精神科のカウンセリングの部屋には壁一面にキリムや絨毯が飾られていたと伝えられています。
酒井忠宣
マフラッシュパネル
(布団袋側面部分)スマック織
コーカサス南部~イラン北部
シャーサバン族・19世紀中期~後期
美術館や店舗とは異なる、私邸のプライベート空間にコレクションを展示しています。
立地は山々が連なる鎌倉から六浦に抜ける旧鎌倉街道下ノ道(しもつみち)沿いにあり、静寂に包まれた隠れ家的ギャラリーです。
五感で味わう絵画シリーズ。
名も知れず集まってきた絵画たち。
キャプション(説明や解説)はありません。
直に五感で感じてみてください。