・タイラクルカ「レてん」3月14日(木)~26日(火)・21日(木)休み・最終日26日の営業時間は13:00~18:30まで
・江波戸陽子「ガーディアンズ」4月11日(木)~23日(火)
・越中正人 5月16日(木)~28日(火)
・額賀苑子 6月6日(木)~18日(火)
・山根晋「邂逅の遡行」9月5日(木)~17日(火)
・宮﨑智晴「私の植物誌」10月3日(木)~15日(火)
・熊倉涼子 10月31日(木)~11月12日(火)
・佐藤佳乃子 11月21日(木)~12月3日(火)
・酒井忠宣キリムコレクション展 12月5日(木)~17日(火)
基本情報
※営業時間:11:00~17:00
※展覧会期間中は予約不要
※定休日:水曜日
※入館料:無料(展示作品は販売しています)
犬という生き物は自由なのだろうか。
ある昼下がり、散歩をしていた犬を見て考えた。
この国の場合「犬」という生き物の多くは、人に飼われ、交配し、血統書を付けられる。
私はこの循環や環境が「不自由」だと感じた。
しかし、犬からは「人間への憎しみ」だとか「支配の脱却」などといったドラマチックなものは一切感じない。
そこで、私は「不自由」という感情を犬に押し付けていたこに気づいた。時々動物番組でやっている「自称動物の気持ちがわかる超能力者」あれと同じだ。「こうなったらいいな」とか「こうに違いない」という、言葉で意思疎通を図れない生き物に対して、イメージを一方的に当てはめていた。
犬という生き物が自由なのかどうか。
私が現在下した結論では「限りある自由を生きる生き物」であるといういうことだ。
(ステートメントより抜粋)
[プロフィール]
2000年 東京都出身
2022年 個展「してん」を機に作家活動を開始。
[個展]
2022年 「してん」(東京)
2023年 「きてん」(ACTギャラリー、東京)
[受賞歴]
2022年
長亭GALLERY OJUN賞受賞
2023年
muni Art Award 準グランプリ
Independent Tokyo タグボート特別賞、特別審査員 陳彬賞
IAG awards 2023 奨励賞、八犬堂賞
ACTアート大賞最優秀賞受賞
上野の森美術館大賞入選
美術館や店舗とは異なる、私邸のプライベート空間にコレクションを展示しています。
立地は山々が連なる鎌倉から六浦に抜ける旧鎌倉街道下ノ道(しもつみち)沿いにあり、静寂に包まれた隠れ家的ギャラリーです。
日曜画家を知っていますか?
日曜画家とは、商業目的ではなく趣味や個人的な情熱の表現として絵画制作をする画家のことをいいます。
ギャラリーでは、故人の日曜画家の作品を紹介する「個人的な居所としてのアート(Art as a space for a personal soul.)」シリーズ展を始めます。
シリーズの第1回目として、岩﨑恒男氏の作品展を開催し好評を博しました。
岩﨑恒男氏 (1939年~2012年) は、会社勤めをしながら、地元である埼玉県東松山の草原や河原、地方の古民家などの風景を対象とした油彩画を描きました。
細い筆で描かれた繊細な筆致や静謐な色調は観る者を今在るところから彼方へと誘います。
身近な家族にも描く姿をほとんど見せず、また薦められても生涯、個展を開はくことを固辞していたため当ギャラリーのみで観ることができます。
※身近な故人の作品展をご希望の方は「お問合せ」フォームよりお問合せください。